法隆寺といえば東方神霊廟の有名な巡礼地。
神霊廟6ボス背景である五重塔はいつでも拝観することができるが、6ボススペルカードの光符「救世観音の光後光」および光符「グセフラッシュ」の元ネタである救世観音は拝観できる期間が限られている。秋は10/22~11/22、春は4/11~5/18だ。(変更になる可能性も無きにしも非ずなので奈良県観光サイト等で確認しよう!http://meguru.nara-kankou.or.jp/)
例年同時期。東方星蓮船の巡礼地として有名な信貴山朝護孫子寺では信貴山縁起絵巻が公開される。
かねてより私は”朝護孫子寺と法隆寺はぜひセットで巡礼しような!”と言い続けていた。二つの場所はアクセスも容易でセットにしても1日で十分回れる程度に便利だからだ。さらに二つ回った後にも大阪だの京都だの奈良だのに移動してもう一か所観光できる時間的余裕がある。
んだけど・・・信貴山と法隆寺のセット、そろそろ飽きてきたよね?諏訪に行ったら諏訪大社4つ回ってハイ満足!なんて人、もう少数派だよね?
ということで、他に法隆寺とセットで回れるような場所がないかを考えてみた。
法隆寺近辺で東方的な場所といえば”日本最古厄除け、松尾寺”、”へんろ道を模した山道、矢田寺”、”稗田阿礼を祀る、賣太神社”あたりがぱっと思いつく。松尾山で奈良盆地をながめながらお昼ごはんなんてとてもオツだろう。
しかしせっかく法隆寺、しかも夢殿に行くのだ。ならば物部布都関連巡礼をしようじゃないか!
【どこに行く?】
布都のスペルカード、”天符「雨の磐舟」”、”天符「天の磐舟よ天へ昇れ」”の元ネタである”天の磐船”。これは物部の祖とされるニギハヤヒの命、またの名をクシタマの命が高天原から人の世へ天降った際に使用した乗り物だとされている。
記紀や先代旧事本紀によるとニギハヤヒは生駒近辺に天降ったという。その伝説を裏付けるようにか、はたまたその伝説にあやかってか生駒山麓近辺にはニギハヤヒを祀る神社、関連する場所が点在している。
東方でも(小数点とはいえ)マミゾウが布都を見てニギハヤヒに言及していたし、磐舟も出てくることだし、布都巡礼としてニギハヤヒ関連場所を選んでみた。
・磐船神社(大阪府私市)
・ニギハヤヒ墳墓(生駒市)
・矢田坐久志玉比古神社はじめ三つの矢塚(大和郡山市)
それぞれの位置を国土地理院地図に青字にて示した。
ちなみに法隆寺はJR法隆寺駅のすぐ近く。法隆寺含め、車さえ持っていれば楽勝で全部巡れる距離だ。
【どんな場所?】
上記で選んだ場所についてざっくり紹介しておく。
・磐船神社
巨石信仰と在地有力物部氏さんがつながった結果、この石はニギハヤヒが乗ってきた磐舟なんだよ!と祀るに至った神社。巨石の中をぐるり巡る岩窟めぐりができる。数年前に入り口付近で人間の遺体が発見されてから岩窟めぐりは中止されていたけどもうできるようになってる、はず。中は真っ暗なので気を付けてください。
http://www.osk.3web.ne.jp/~iw082125/index-j.html
・ニギハヤヒ墳墓
いつ誰がつくったのかは知らない。近辺には似たような材質・形の”鳥見白庭山石碑”や”ナガスネヒコ本拠地石碑”があるのでそれらを建てたのと同時期に近所の古代史好きが建てたんじゃないでしょうか。知らんけど。
生駒市立運動公園のテニスコート横を通り過ぎ山道に入り、赤と白の鉄塔を目指せば見つけることができる。”火の用心”という赤い看板に”⇒ニギハヤヒ”とか書いてくれてある。
山の中なので虫とか動物とか気を付けてください。
・矢塚
かつてニギハヤヒがこの矢が落ちたところを鎮座地としよう。と磐舟の上から放った矢が落ちたところ。布都はめっちゃ射ってくるけどニギハヤヒは三本だけ放った。一ノ塚は田んぼの畔に、二ノ塚は矢田久志玉比古神社(クシタマはニギハヤヒの別名)境内の磐舟のかけらとされるものの横に、三ノ塚は邪馬台国比定地として整備されている場所にある。グーグルマップにも記載されているからスマホ片手に探してみよう。
【アクセス】
最寄りのバス停等
・磐船神社
・京阪交野線 私市駅⇒京阪バス 磐船神社前 ※土日のみ運行
・近鉄 生駒駅⇒奈良交通バス 北田原
・ニギハヤヒ墳墓
・近鉄けいはんな線 白庭台駅⇒奈良交通バス あすか野団地口
・近鉄 生駒駅⇒奈良交通バス あすか野団地口
・矢塚
・近鉄 郡山駅⇒奈良交通バス 横山口
・JR 大和小泉駅⇒奈良交通バス 横山口
【モデルルート】
前述のとおり、車があれば楽勝で一日で回れる。けれど車がないと一日で回るのはなかなか厳しい。でも無理してエクストリーム巡礼しようと思えばできなくはない。私は実行しようという気にはなれないが、一例を考えてみた。
土日祝・大阪駅出発、と想定して。
JR大阪駅7:36⇒鶴橋乗り換え⇒近鉄生駒駅8144 生駒駅北口バス停8:20⇒北田原バス停8:43
磐船神社拝観・岩窟巡り
北田原10:50⇒生駒駅北口11:14 生駒駅南口11:22⇒あすか野団地口11:36
ニギハヤヒ墳墓見学
あすか野団地口12:39⇒生駒駅南口12:56
食事休憩
近鉄生駒駅13:44⇒王寺乗り換え⇒JR法隆寺駅14:22
法隆寺拝観・救世観音拝観
JR法隆寺駅15:37⇒JR大和小泉駅15:40 大和小泉16:00⇒横山口16:16
矢塚めぐり
横山口17:28発JR大和小泉駅行 もしくは 横山口17:36発近鉄郡山駅行
うん、実行しようという気にはなれない。
とはいえ、すべて電車バス移動としてみたが、電車利用は大阪~生駒、生駒~法隆寺間のみとしてそれ以外は自転車移動にするなど工夫の余地はあると思う。
と、いうことで物部布都巡礼の提案でした。
神霊廟6ボス背景である五重塔はいつでも拝観することができるが、6ボススペルカードの光符「救世観音の光後光」および光符「グセフラッシュ」の元ネタである救世観音は拝観できる期間が限られている。秋は10/22~11/22、春は4/11~5/18だ。(変更になる可能性も無きにしも非ずなので奈良県観光サイト等で確認しよう!http://meguru.nara-kankou.or.jp/)
例年同時期。東方星蓮船の巡礼地として有名な信貴山朝護孫子寺では信貴山縁起絵巻が公開される。
かねてより私は”朝護孫子寺と法隆寺はぜひセットで巡礼しような!”と言い続けていた。二つの場所はアクセスも容易でセットにしても1日で十分回れる程度に便利だからだ。さらに二つ回った後にも大阪だの京都だの奈良だのに移動してもう一か所観光できる時間的余裕がある。
んだけど・・・信貴山と法隆寺のセット、そろそろ飽きてきたよね?諏訪に行ったら諏訪大社4つ回ってハイ満足!なんて人、もう少数派だよね?
ということで、他に法隆寺とセットで回れるような場所がないかを考えてみた。
法隆寺近辺で東方的な場所といえば”日本最古厄除け、松尾寺”、”へんろ道を模した山道、矢田寺”、”稗田阿礼を祀る、賣太神社”あたりがぱっと思いつく。松尾山で奈良盆地をながめながらお昼ごはんなんてとてもオツだろう。
しかしせっかく法隆寺、しかも夢殿に行くのだ。ならば物部布都関連巡礼をしようじゃないか!
【どこに行く?】
布都のスペルカード、”天符「雨の磐舟」”、”天符「天の磐舟よ天へ昇れ」”の元ネタである”天の磐船”。これは物部の祖とされるニギハヤヒの命、またの名をクシタマの命が高天原から人の世へ天降った際に使用した乗り物だとされている。
記紀や先代旧事本紀によるとニギハヤヒは生駒近辺に天降ったという。その伝説を裏付けるようにか、はたまたその伝説にあやかってか生駒山麓近辺にはニギハヤヒを祀る神社、関連する場所が点在している。
東方でも(小数点とはいえ)マミゾウが布都を見てニギハヤヒに言及していたし、磐舟も出てくることだし、布都巡礼としてニギハヤヒ関連場所を選んでみた。
・磐船神社(大阪府私市)
・ニギハヤヒ墳墓(生駒市)
・矢田坐久志玉比古神社はじめ三つの矢塚(大和郡山市)
それぞれの位置を国土地理院地図に青字にて示した。
ちなみに法隆寺はJR法隆寺駅のすぐ近く。法隆寺含め、車さえ持っていれば楽勝で全部巡れる距離だ。
【どんな場所?】
上記で選んだ場所についてざっくり紹介しておく。
・磐船神社
巨石信仰と在地有力物部氏さんがつながった結果、この石はニギハヤヒが乗ってきた磐舟なんだよ!と祀るに至った神社。巨石の中をぐるり巡る岩窟めぐりができる。数年前に入り口付近で人間の遺体が発見されてから岩窟めぐりは中止されていたけどもうできるようになってる、はず。中は真っ暗なので気を付けてください。
http://www.osk.3web.ne.jp/~iw082125/index-j.html
・ニギハヤヒ墳墓
いつ誰がつくったのかは知らない。近辺には似たような材質・形の”鳥見白庭山石碑”や”ナガスネヒコ本拠地石碑”があるのでそれらを建てたのと同時期に近所の古代史好きが建てたんじゃないでしょうか。知らんけど。
生駒市立運動公園のテニスコート横を通り過ぎ山道に入り、赤と白の鉄塔を目指せば見つけることができる。”火の用心”という赤い看板に”⇒ニギハヤヒ”とか書いてくれてある。
山の中なので虫とか動物とか気を付けてください。
・矢塚
かつてニギハヤヒがこの矢が落ちたところを鎮座地としよう。と磐舟の上から放った矢が落ちたところ。布都はめっちゃ射ってくるけどニギハヤヒは三本だけ放った。一ノ塚は田んぼの畔に、二ノ塚は矢田久志玉比古神社(クシタマはニギハヤヒの別名)境内の磐舟のかけらとされるものの横に、三ノ塚は邪馬台国比定地として整備されている場所にある。グーグルマップにも記載されているからスマホ片手に探してみよう。
【アクセス】
最寄りのバス停等
・磐船神社
・京阪交野線 私市駅⇒京阪バス 磐船神社前 ※土日のみ運行
・近鉄 生駒駅⇒奈良交通バス 北田原
・ニギハヤヒ墳墓
・近鉄けいはんな線 白庭台駅⇒奈良交通バス あすか野団地口
・近鉄 生駒駅⇒奈良交通バス あすか野団地口
・矢塚
・近鉄 郡山駅⇒奈良交通バス 横山口
・JR 大和小泉駅⇒奈良交通バス 横山口
【モデルルート】
前述のとおり、車があれば楽勝で一日で回れる。けれど車がないと一日で回るのはなかなか厳しい。でも無理してエクストリーム巡礼しようと思えばできなくはない。私は実行しようという気にはなれないが、一例を考えてみた。
土日祝・大阪駅出発、と想定して。
JR大阪駅7:36⇒鶴橋乗り換え⇒近鉄生駒駅8144 生駒駅北口バス停8:20⇒北田原バス停8:43
磐船神社拝観・岩窟巡り
北田原10:50⇒生駒駅北口11:14 生駒駅南口11:22⇒あすか野団地口11:36
ニギハヤヒ墳墓見学
あすか野団地口12:39⇒生駒駅南口12:56
食事休憩
近鉄生駒駅13:44⇒王寺乗り換え⇒JR法隆寺駅14:22
法隆寺拝観・救世観音拝観
JR法隆寺駅15:37⇒JR大和小泉駅15:40 大和小泉16:00⇒横山口16:16
矢塚めぐり
横山口17:28発JR大和小泉駅行 もしくは 横山口17:36発近鉄郡山駅行
うん、実行しようという気にはなれない。
とはいえ、すべて電車バス移動としてみたが、電車利用は大阪~生駒、生駒~法隆寺間のみとしてそれ以外は自転車移動にするなど工夫の余地はあると思う。
と、いうことで物部布都巡礼の提案でした。
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