山行というよりも峠走です。

【ルート】
 能見口~久多峠~渓流魚センター~梅ノ木

【アクセス情報】
 出町柳(750)~能見口(940) 990円:京都バス
 梅ノ木(1540)~堅田(1630)1150円 : 江若バス 休日ダイヤ

【周辺情報】
 能見口バス停:トイレなし
 久多の集落:トイレなし、自動販売機あり
 渓流魚センター:トイレあり、自動販売機なし(あったが休止中)
 梅ノ木バス停:少し北上した理髪店の脇にトイレあり、自動販売機あり

【記録】
12月とは思えない暖かさ。
吐く息も白くならない出町柳駅。
今日は朽木渓流魚センターまで約15キロのランニング予定なので荷物は少なく服も薄く…ユニクロのエアリズムシャツにマムートのダウンの二着である。

南茨木駅にて温かいワンダで腹を緩ませて祇園四条で糞出し。細いが十センチ以上ある立派な便が出てすっきり。

出町柳にて以前より気になっていたパン屋で塩パンを購入。少し食べてみたがカロリーの味がした。
今日の携行食品はおにぎりふたつ、ゼリーひとつ。 熊を食うのが目的なので、あまり食べ物は持ってきていない 。あと、残したときの反省として、カロリーの高いパン類は今日より敬遠しようと思う。まあ、さっきパン買ったんだが
休日なのでさぞかし人の多かろうと思いきや、朽木行のバスは15日までで終了とのこと。 広河原行のバスが混むはずもなく、車内はいつもと変わらぬ雰囲気。

今回の取り付きは能見口から橋を渡ってすぐ左。
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脇の八幡神社でマムートのダウンをカバンにしまう。
能見谷沿いに東へ。
能見谷の美しい流れに目を奪われつつ、息が上がらないように心拍数140を目指してゆっくり走る。
ペースはキロ8分半~9分といったところか。
久多峠までの最後の登りがキツいがそこをぬければ集落までは下りのみだ。
久多峠でフカンドへのとりつきも確認。いつかここから天狗岳を目指したいと思っている。
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大谷川ぞいに下っていく。ここでスピードを出して関節をいわしてもいけないのでゆっくり下る。
かやぶきの民家が見えてきたら、久多の集落だ。
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こんな山奥然とした風景だが、ここも京都市。
久多にも松上げがあるのだな、などとつぶやきながら走る。

京都、滋賀の間あたりといえばシコブチ神。
久多にもシコブチ神が祀られている。
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シコブチ神社前の看板に従い梅ノ木方面へ。また看板に従い進んでいき、高島市との境を超える。
ルアーフィッシング場が見えてきて、もう渓流魚センターに着いたのかと思いきや、お食事処はまだ1km先とのこと。まだ走るのか・・・とげんなりしながら進む。

またもやシコブチ神社を発見。
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シコブチ神はその昔林業業者がイカダで川下りして木材を運んでいた時代、その安全を祈って祀られた神だという。
シコブチという不思議な名前。シコ・・四股?地鎮的なことだろうか。
淵、川に対しての地鎮。
ここから東大寺のご用材も運ばれたとかいう話もあるらしい。バス停にそう書いてある。

渓流魚センターに12時到着。
残念ながら熊は食えなかったが、岩魚の刺身をいただく。
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食べ物以外の営業についてはこのような料金体制。
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すまたんでおなじみの虎谷アナや武田アナのサイン色紙をながめつつ豪華な昼飯を済ませる。
放流された岩魚をしばしめでて、出発。
まだ帰りのバスにはまだ早い。梅ノ木までの残りの道のりをゆっくり歩く。

ここまでの道のりでも十分水の美しさに目を奪われていたが、ここから先の針畑川も相当な美しさである。夏になるとウェーイ系な方たちが集まりそうである。

梅ノ木バス停の近くにもシコブチ神社がある。
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少し奥まったところにあるのでわかりにくい。
神社に登り、鳥居越しに下を見ると安曇川の流れが目の前にある。川の守り神という感じがする。

梅ノ木バス停にてバスを待つ。
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こんなサービスもしているらしい。バスと同じ値段とは粋なはからいである。

坊村から武奈ヶ岳帰りが乗ってくるだろうと思ったが3名だけであった。
シッカリ雪装備をしていたようだが武奈ヶ岳には雪は見えず・・・。
今年はいつ積もるだろうか。