10/5 白滝山

行程 10/4寝屋川市駅前快活club
   10/5京阪で出町柳→京都バスで坊村

 寝屋川市駅前の快活clubは12時間1,980円で泊まれる。翌朝に京都北山や比良山脈に西側から行くのであれば、出町柳でバスに乗るので京阪電車が便利である。となると、前日の泊地は寝屋川市駅前快活club一択となるのだ。

 寝屋川市駅で特急に乗り出町柳駅に着いた時にはすでにバス停は長蛇の列だった。乗車率は100%を超える。そのほとんどは平で降りて行った。

 坊村で降りてトイレを済ませて明王院へ進む。赤い橋を渡らず牛コバ方面へ進む。牛コバへ向かうぐねぐねの林道を歩きながら来た道を見下ろしたが誰もいなかった。バスで降りた人たちは誰一人私と同じ方面へは行かなかったようだ。

 三の滝を見送って伊藤伸道へ向かう。ワサビ大滝が現れるまで川沿いに進めばよいだけだ。
 途中、テープに導かれて尾根にあがりかけたがひきかえして忠実に沢沿いを歩いた。立派な滝の下に看板があり、導かれるままに進む。ピークに進むにつれ人々は好き勝手歩くのか踏み跡があいまいとなる。地図を見てここが白滝山ではなく白滝山の北側にあるピークと知る。辺りを見回してピンクテープを見つけ南下。ほどなくして白滝山のピークとなる。

 ここで左足膝裏にピリッと痛み。ナメクジのようにふくれあがったヒルがついていた。
 はがして傷テープを貼る。アップルパイをかじりオトワ滝方面へ下る。
 地形は複雑だがテープがあるのでオトワ滝には難なく到着した。滝の脇に立つ標識を見ると夫婦滝方面は今来た道を戻るように表示されている。
 何故だ……と地図に目を落とす。山間の谷をぬけると夫婦滝があるように見える。
 とてもふみあとがあるように見えないが、地形図通りに谷を東へ進む。
 踏み跡があるように見えないのは人々が好き勝手に歩くからだろう。谷沿いにがすがす進んでいくと踏み跡があらわれピンクテープもちらほら見えてきた。

 ヒルが靴についたら嫌だ。
 その一心で足を止めずに歩いた。東屋が見えて、標識通りに夫婦滝まで進む。しかしどう見ても道があるように見えない。再度東屋に戻り地図と標識を確認する。「→夫婦滝」の表示はあくまで夫婦滝を眺めるための場所であり、先に登山道があることを示すものではなかった。
 判断力が落ちてるな……と東屋で一服。
 人がいなくて山らしい山で踏み跡もほぼない中をあえてGPSに頼らずにルートファインディングして歩くのが比良の楽しさ。しかしその遊びは精神力も使用するので消耗も激しい。今日はすでに比良をお腹いっぱい堪能した。

 東屋で眺めに休憩をすると、「今日はもういいでしょ」と汁谷へ向かうこととした。

 夫婦滝から汁谷は登山を初めて1年くらいの時に歩いている。だから大したルートでもあるまい。と思って進んだがなかなかそうでもない。沢沿いを岩をへつったり靴をぬらさず行くには神経をすり減らすような場所もある。
 初心者のころにこんな道を「登山道である」と認識してしまったがために、「荒れた登山道」を学ぶことが遅れた。多少荒れていても、「登山道ってこんなものでしょ?」とガンガン進み、登山道を外れていることに20分ほど歩いてようやく気付く、などということを他山域で経験した。
 なるほど、比良は山らしさを残した登山道を擁する良い地域だ。

 渓谷美と別れて汁谷へ到着する。打って変わって人工的な道を歩いてスキー場に到着する。ここまで、テント泊適地が一か所ある。
 スキー場の登り楽勝ですなんて考えていると上部に来るにつれ傾斜が急になる。ブルドーザーが整地をしていて地面がドロ沼になっている箇所もある。
 しかしさすがスキー場。眺めは非常に美しい。
 リトル比良、湖西線、琵琶湖ごしに伊吹山、などを眺めて感嘆する。
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 スキー場を登り詰めるとびわこバレイだ。進入禁止のロープをまたいで観光客入り乱れる地に足を踏み入れる。周囲に水が張られた展望台からの眺めは絶品だった。
 この好天気。昼過ぎでもロープウェイは訪れる人でぎっちぎち。中華圏の言葉もよく聞こえてくる。

 下山に使うキタダカ道はどこだろう。建物が新しくなって鐘やら水を張った展望台やらができてからキタダカ道を使ったことがないのでどこだどこだと歩き回る。道はさてはて以前と変わらぬ場所にあった。
 下山を始めるとハイカーとたくさんすれ違う。山用の道具を持たない観光ハイカーが多いようだ。連日多くの人を受け入れる登山道の地面はカチカチに硬く走りやすい。きもちよくランニング下山する。RIMG2593

 登山口から志賀駅まではゆっくり歩き、JR志賀駅前でパンを購入。駅改札内のトイレは非常に汚い。着替えをするなら改札に入る前にベンチで済ますのが良い。パンツを替えるのだけはトイレ内でしよう。

2024.9.28(土)

 9/27,9/28,9/29と三連休だった。ならば鳥取と兵庫の県境にある扇ノ山に行こう。大阪発の特急で若桜鉄道に乗り換えて丹比駅から登山口へ行き山頂の避難小屋で寝よう。野村温泉へ降りてバスで浜坂へ行き城山と観音山に登ろう。
 完璧な計画の元、9/26に大阪は福島のホステルで前泊。朝5時に起きてベッドの中でスマホで天気分布予報をチェック。兵庫と鳥取の県境はしっかり雨予報だった。

 やめよう。

 9/27は京都に行き梅小路公園で駅メモイベントを完了。龍谷ミュージアムへ移動し眷属の展示を堪能した。充実した休日である。
 とはいえ折角の連休。どうにか山に登れないかと思案。幸いにも大阪から岡山の津山まではバスが毎日走っており非常に便が良い。津山で前泊して真庭の櫃ヶ山と星山に行くことにした。

 【行程】
 大阪→津山(バス) 津山→中国勝山(JR) 中国勝山→久納(まにわくんバス蒜山・久世ルート)(どこまで乗っても200円) 櫃ヶ山 星山 真賀温泉方面に下山

 9/27夜。津山駅着。河原にツェルトを張る。杖が一本しかないのできれいな形にはならないが、ザックを押し込んでスペースをつくる。ツェルトの中は暖かく、シュラフは暑すぎたのでシュラフカバーで寝るとちょうどよかった。
 
 9/28朝、撤収。宿泊装備は駅のロッカーに入れておいてもよいが、どこで今夜を明かすかも未定なので持ち歩く。
 津山駅でICカードをタッチ……してはいけないのにしてしまった。中国勝山駅ではICカードを使えない。切符を買おうかと駅を出たが、降車駅で払えばいいかと乗車。降車駅では車内で運賃を払った。
 ICカードは帰りに津山駅で下車時に処理した。
 降車時に運賃を支払ったと伝えたら、「支払い証明書はありますか?」と聞いてきた。
 この路線で降車時に運賃を支払う時にいちいち支払い証明書を発行していると窓口の人は思っているらしい。勉強不足、いや、JRの教育不足である。田舎のJRはまだ国鉄時代の傲慢な社内風土をひきずっている。

 中国勝山駅前のローソンにて朝ごはんと水と昼ご飯を購入。待合室はまだ鍵が閉まっている。乗車するバスの運転手が鍵を開けた。
 蒜山行のバスで久納(くんのう)で下車。国道から西へとのぼっていく舗装路に「櫃ヶ山登山口」と看板が立っている。
 看板に導かれるままに進む。すぐに高度が上がり久納集落を見下ろすようになる。赤い瓦屋根がここが中国地方であることを思い出させてくれる。RIMG2570

 さらに集落をつめていき車道と合流するまでが草がうるさい。特に車道直下。
 草で隠れて地面が見えない。だが歩ける横幅は狭く、踏み外すと急斜面に足を落とす仕様。さらに草は夜露でぬれて冷たいしマムシが隠れていても気づけない。ここが今回の山の核心部と言って良い。

 車道と合流し人々が一番利用するであろう登山口に到着した。ここから先は下草が刈り払われており快適に歩ける。むしろ刈り払われていないととても歩けた道ではない。この辺り一帯の植生はササだ。
 地形図を見つつ、「こんなにぐるっと大回りで行かなくても、この尾根を登ったほうが速くないか??それに登山道の方が傾斜が急だ」などと考えていたのだが、実際歩いてみてわかった。稜線近く、日当たりが良い場所はササが繁茂しており歩けたものではない。根性のいる藪漕ぎになる。

 稜線に上がる。RIMG2571
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気持ちのいい尾根歩き……を想定していたが、真庭市も雨とはいかないが曇りだった。風がびょうびょうと北から吹く。幸いにも空気は冷たくないので寒くはない。だが、展望が自慢の山に来てまったく真っ白、行く先も来た道も見えない山行とは勿体ない。
 登山口からずっと登りつめてやってきた頂上はやはり真っ白だった。

 地形図に目を落とす。
 櫃ヶ山頂上から、くだってのぼってくだってのぼってくだってのぼってくだってのぼれば次の山名付き頂上である五輪山だ。急なササ尾根を下っていく。幸いツェルトをたてるために持ってきた杖がある。下りは杖を使って慎重に進む。
 真っ白だし展望はないし風は吹くし見通しは悪いし心細いしクマが怖い。
 恐怖がもこもこ頭をもたげ、自然、足が速くなる。
 軽いパニックだ。
 これはいけないといったん足を止め目を閉じる。天を仰いで耳を澄ませる。呼吸を深くして心を落ち着かせる。
 ここから先、星山まで行って下山しても4時間程度だ。何も怖くない。楽しめばいい。気を取り直してササ道を下る。
 さて、五輪山頂上から、くだってのぼって、くだってのぼれば扇山。
 稜線は乾いており風が強くても寒さを感じない。むしろ森の中の方が寒い。昨日の雨がまだ乾いておらず、風が吹くと木々から雨水が落ちてきて体が濡れる。濡れた体に風が吹きつけると体温が奪われる。早く森を抜けて山頂に行きたい気持ちでいっぱいだ。
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 扇山からくだってのぼって(ここで2人1パーティと出会う)植林地をトラバースしてブナ林を登り切れば星山だった。RIMG2576

 星山からは大山や氷ノ山が望めるらしい。それはそれは展望の山なのだとか……。しかしご覧のありさまである。
 山頂には製氷機でつくったような氷が捨てられていた。

 星山から下山。前山に着く頃には空はすっかり晴れていた。RIMG2577
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登山口直前で2人1パーティと出会う。今から登る星山はさぞかし展望美しかろう。そうは思うがだからといって登り返す気持ちも起きず、さっさと下山し大杉川ぞいに見尾集落へ降りる。

 真賀温泉に向かう。急な階段を登ると神社と真賀温泉があった。温泉には神社がつきものだ。別府でもそうだった。
 足が濡れていてズボンの裾が黒土でべったりなので温泉に上がる前に裾をまくりあげる。扉を開けた先に座る大将は気難しそうに見えたが、ザックを背負った女の子の姿に気を許してくれたか、気さくに話をしてくれた。櫃ヶ山に登ってきたということも大将にとっては嬉しかったのかもしれない。櫃ヶ山の草刈は周辺住民が行っているそうだ。大切な観光資源なのだろう。
 250円の女風呂に入る。窓をしめてくれたり電気をつけてくれたりと大将は気遣ってくれる。
 女風呂の扉は開いたままなのが気になったか、風が通るようにそうしているのだろう。訪れる客と大将の会話もよく聞こえる。
 風呂は温度がちょうどよくて非常に心地よかった。

 勝山行のバスまでまだ時間があるので足(たる)温泉に行く。RIMG2583

 こちらは市の施設らしく、真賀温泉のような味はない。ただ、足温泉からは櫃ヶ山がよく見えた。台形のような形をしていた。RIMG2582
そう。今登れば展望がすっきりなのである……。もっと遅く出発すればよかったのだ。
 風呂は温度はちょいと熱いが頭を置いて寝っ転がれるスペースがあって非常に心地よかった。

 中国勝山には野宿適地がないので津山駅に戻った。
 コンビニでおみやげを購入し、夕飯は居酒屋川へ行った。川は以前、泉山に行くときに訪れた居酒屋で、神戸の姉さんや秋田市役所(秋田だったかな……?)や地元の兄さんと飲んだ思い出深い場所だ。
 今回もいろいろと思い出深かった。
 シンガポールスリングのおじさんや、二件目を出たら呼び止められて飲んでまだ二件目のバーにもどってきて飲むなどした。
 河原でツェルトを張る予定だったが、北海道出身のお兄さんと津山出身のご夫婦のおうちで寝た。
 

20240921

 大阪近郊の山250というものにチャレンジしているが、残す山がようやっと100を切った。さすがに残るはアクセス難度の高い山ばかり……かと思ったがその限りではない。
 秋雨前線で連休が分断される9/21の土曜。令和6年秋分の日の前日。多武峰に目をつけた。

 スタートは大和上市。近鉄にしては珍しく改札型ではないICカードタッチ機にカードをかざして駅を出る。駅前の観光案内所はこれからシャッターが開くようだ。以前、大和上市が舞台になっているらしいアニメのグッズがたくさん飾られていたが今も健在であろうか。
 道路沿いに並ぶ住宅街はかつて宿場であったことを類推させる町並みだ。
 お酒の自動販売機が健在であることを確認。電車の待ち時間にお世話になれる。
 焼き餅こばしが予約対応で大わらわなのも確認。変わらぬ風景だ。

 東へ進み右手、川向こうにに整った三角錐の山が見えてくる。ほどなくして進行方向にも小ぶりではあるが三角錐の山が見えてくる。右手が背山で目前が妹山。ふたつあわせて妹背山である。妹山のふもとで左折し、北上していく。
 車道を30分ほど北上し集落のつきあたりから林道へ入る。ほどなくして神社に出会う。
階段下から眺めた鳥居の間に拝殿がすっぽり位置し、周りの木々が生み出す陰影も雰囲気良し。訪問者の目を奪う神社だ。RIMG2564
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 これは訪れてみたいと見惚れて階段を上がり鳥居の内側に足を踏み出すと「ふかっ」とした感触。一面は苔に覆われている。苔に覆われているからと言って訪れる者が皆無というわけではないらしい。お祀りは維持されているし掃除もされているようだ。竹をでつくられた手水の「龍」も技アリだ。RIMG2566

 案内板の文字は判別できる。読んでみたところ、オオクニヌシとスクナヒコを祀っていて、久斯(クシ)神社というらしい。奇魂のクシかなあ、ご利益は病気平癒かなあ、一帯の水が薬水というところかなあ、などと思索する。

 神社を辞して林道を進む。林道は川沿いに続いており、せせらぎが心地よい。かと思うと突然10メートルを超える巨大な滝が現れた。グーグルマップやヤマレコでは「滝畑の滝」と銘打たれている。水量も豊富で見ごたえのある滝だ。その姿をきっちりとらえようと思ったら沢から見上げるしかないだろう。こんな巨大な滝でも、その上は穏やかで膝までとどかないような水嵩の小沢である。
 なるほど、山で遭難した時に沢を降りてはいけないわけだ。小さな沢に見えても突然崖が現れ、気づかなければ滝つぼへ落下する。タダでは済まない。

 地図を片手に林道を進む。右手の斜面に上がれば三角点がありそうだ。シカの食害と植林で地面に植生は無い。崖にさえ気をつければどこからでもとりつけそうだ。「火の用心」の表示が見えて空をあおぐと電線が見えた。地図に目を落とす。滝畑の集落はすぐそこだ。
 こんな山の中に人が住んでるのか?廃村ではないのか?疑問で頭を一杯にしてやってきた滝畑集落は鈴鹿でたくさん見た廃村と同じ風景だった。
 とはいえ、洗濯物を干している家が一軒ある。車もある。電柱もある。
 常住しているのか休日だけ来ているのかは判らないが家として維持はしているようだ。ただ、村としての機能はすでにはたしていない。

 集落を詰めて林道を詰めると橋を越えたところで山道となった。踏み跡は明瞭。それも直登ではなくつづら折りに高度を上げるつけ方の道。これはレジャー登山道ではなく生活道だ。道は良く踏まれている。目印類は皆無だが何も問題ない。地図もコンパスも不要。竜在峠に到着した。
せっかくなので三角点「城が峰」に立ち寄る。南側の展望がひらけており、ぎざっとした大天井山の山容が良く見えた。
 竜在峠に戻って冬野へ進む。「冬野」の読みは「とうの」だと思っていたのだが電柱の表示は「フユノ」となっている。
 ここも集落とはいいがたく、数軒の家があるだけだ。事前情報で知っている多武峰の山頂を訪れる。神社の裏にハイカーがつけたのであろう山名板のみがぶら下がる。三角点は無い。石造に供えられた酒が焼酎であることと、紙パックの黒霧島であるそれはすでに誰かによって封を開けられ空になっていることが面白かった。
 明日香へ向かって車道を西へ進む。いったいどこからどこへ行くのか、こんなところにも車は走る。
 明日香クリーンセンターを過ぎたところで、山から脇に入りP538の三角点へ訪れる。近くには「金毘羅」の石碑が立っている。
 車道へ戻りさらに西へ。途中で山道に分かれる。山道の入り口は西の展望が開けており、金剛山と高野山が良く見えた。段目にしない角度からの眺めは新鮮だった。RIMG2569

 ここから先の道もよく踏まれて掘りこまれた道で、地図もコンパスも不要だった。
一番の心配事であった、「下山したが下山口が通れない」ことも無く、畑の脇を通り、獣除けの扉を開け閉めして、無事、阪田の集落へ降りた。

 集落には棚田が広がっている。明日は秋分の日であるがしかし彼岸花は片手で数えられるほどしか咲いていなかった。今年の夏が暑すぎたせいだろうか。唯一、橘寺が見える車道の田んぼに彼岸花が密集しており、少ない花をとらえようとカメラマンが密集していた。彼岸花よりも田んぼにところせましとちらばっているジャンボタニシが気になった。

 ここから近鉄飛鳥駅までは意外に遠い。水筒の水は4時間分しか持ってきていなかったのですでに空っぽだ。自動販売機で150円のウェルチレモンを購入した。往年のはちみつレモンの味がした。

 こんなに暑いのに明日香に訪れる人は多いらしい。駅には30人ほどの人がいた。彼岸花目当てだったのであれば肩透かしもいいところだろう。

 あすか夢市場でソフトクリームでも買おうか、橿原神宮駅でパンでも買おうか、などと考えていたが今日は山歩きというよりも古道歩きだったためアップダウンも無くそれほど糖類を燃焼していない。さっさと帰宅しようということで帰路についた。

出会ったハイカー 0人
出会った動物 小鹿2匹 鳴かずに走っていった。警戒音を出すのは親だけ?
明日香でイタチ?1匹 溝からひょこっと頭を出してこちらをうかがう姿、キュート。

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