生存確認


こめの旅日記。

タグ:北海道

9/12(木)
 宗谷バス【病院前714発⇒726スコトン岬】
 スコトン岬⇒澄海岬⇒浜中⇒九種湖
 久種湖キャンプ場宿泊 
http://www.n43.net/camp/cgi/namesearch.cgi?NAME=%8Bv%8E%ED%8C%CE%94%C8%83L%83%83%83%93%83v%8F%EA
※コインランドリーあり シャワー15分100円
 船泊中心街まで徒歩15分ほど 船泊マリンストアーというお店がある(18時に閉まる)
 ホームページにファミリーマートまで約300mと書かれているが、このファミリーマートは大手コンビニではなく個人商店で、しかも営業していない
※昭文社地図ではスコトン岬までバスが行かないような書かれ方をしているが実質の終点はスコトン岬

9/13(金)
 宗谷バス【病院前740発⇒香深フェリーターミナル824】
 ハートランドフェリー【香深港845⇒稚内港1040】
 宗谷バス/都市間バス【稚内フェリーターミナル1130⇒大通りバスセンター1720】

 宗谷バス http://www.soyabus.co.jp/routebus/rebun
※礼文島内はフェリーターミナル近辺以外はバス乗降自由。12日と13日は実際は病院前ではなく、バス停がない久種湖前で乗車している。
 ハートランドフェリー http://www.heartlandferry.jp/
※宗谷バスの都市間バスは鴛泊・香深・稚内のフェリーターミナルでも購入可能。
 以外に乗車客は多いので早めに予約すべき。


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 11日に宿泊した礼文荘 久種湖キャンプ場のすぐ前にある。
 一泊7000円で朝飯夕飯ついて裏浜にはアザラシがやってくる素敵宿。夕食はクロメバルの煮つけ、ニシンやツブガイのお造り、たまねぎとじゃがいもの煮物、朝食は焼きホッケと北海道グルメを堪能できる。コンブ焼酎もいただける。
 明日はスコトン岬から岬巡りをしますと夕飯時に告げたところ、では荷物はおあずかりしますから置いていってください、とのお言葉。ありがたく甘えさせていただいた。なお11日の夜は雨がざあっと降ってきたのでキャンプ場に宿泊せず正解だった。

 以下、写真。
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スコトン岬。礼文島の最北端。
かつて日本最北端をかけて宗谷岬と争ったらしい。その後緯度を計ると宗谷岬より6500m南にあると判明し、スコトン岬は最北端の座を譲ったそうだ。
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スコトン岬の先に見えるトド島。昭文社地図の記載によると、11月~4月にトドが集まるらしい。
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最北端ならぬ最北限。どういう意味?
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『アザラシの見える宿民宿スコトン岬』この機械で木材を海岸に運んで建てたのか。
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絶景にはビール。スコトン岬の売店で600円で購入可能。島の人麦酒。
風強くて寒かった。
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日本海とは思えない青さと静かさ。
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ゴロタ山を過ぎる
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階段を降りるとゴロタノ浜 西からの風が強い
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礼文昆布
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鉄府漁港を過ぎて寄り道。稲穂岬
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鉄府漁港から稲穂岬展望台方面。稲穂岬展望台は立入禁止
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岬めぐりコースで一番景色がいいところ。ただ、西風が強く勾配が強いのに柵もないしその上前日の雨で地面がぬかるんでいるので長時間いると足がすくんでくる。
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車道にいったん出て右へ。澄海岬
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澄海岬売店にて 300円ぽっきりよりもお釣りをもらえるようにお支払いしたほうがプラス一芸がついてきます。
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車道を歩いて浜中近辺
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久種湖キャンプ場着。昨日を超える強風の中ツェルトを張る
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強風を受けてあおられる我が家。しかし昨日よりも上手く張れている。コツがつかめてきた
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広いキャンプ場にぽつん。このあと二張テントが追加された
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礼文町総合公園にて
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金田岬が見える
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公園からスコトン岬を見る
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翌朝の久種湖。水温が高くて霧が出ている

9/11(水)
 ハートランドフェリー 【鴛泊港920⇒香深港1005】
 香深フェリーターミナル~桃岩登山口~元地灯台~知床~香深フェリーターミナル
 荷物はFT内コインロッカーにデポ
 宗谷バス【香深FT1515⇒船泊病院前1600】

※宗谷バスは10/1より時刻が改正されている http://www.soyabus.co.jp/routebus/rebun



 利尻島行のフェリーに比べて礼文島行のフェリーは人が多かった。自分がヤマノボラーだからか。大きめのザックを背負った人がいるとついついそちらに目が移る。オスプレイのザックに黄色いジャケットが目立つおじさんソロ、60リットルのザックを背負った190cmくらいあるガタイのいいお兄ちゃんと20リットルくらいのザックを背負ったお姉さんの二人パーティ、それぞれ20リットルくらいのザックを背負った英語で会話している男女のパーティ、みんな山に行くのだろうな、と観察しているうちに香深港へ着いた。今回は乗船時間が短いのでビールは遠慮しておいた。

 12kgザックをデポして桃岩登山口を目指す。下船後に同じ方向へ歩いていく観光客はいないようだ。みんな一体どこに行くのだろう。
 車道を詰めていくと『桃岩登山口近道』の看板がある。看板に従い細い道に入っていく。
 しばらく登っていると林の中からけたたましい獣の鳴き声が聞こえてくる。サルによく似ている。が、それはあり得ない。礼文島にはクマ、イノシシ、サル、キツネ、ヘビがいない。じゃあ何の声なのか・・・しばらく頭をぐるぐるさせていたがその主は突然林の中から出てきた。獣の声だと思ったのだが声の主はカラス大の真っ黒な鳥で、頭頂の一部分だけが赤色をしていた。図鑑や剥製だけでなら見たことがある。日本最大のキツツキ、クマゲラだ。クマゲラがいるのか、それもこんな接近した状態で見ることができるのか・・・としばし興奮した。
 桃岩登山口着。
 見事に人の気配がない。登山口駐車場には一台も車がない。
 そして花もない。天気が悪いから風景も綺麗と思えない。

 晴れていればもっと絶景だろうに、と想像力を働かせる。

 道なりに歩いていく。
 桃岩展望台でようやく人に出会う。ハイカーらしい格好の人と通常の観光客らしい服装の人が混在している。
 桃岩展望台から元地灯台まではお花畑に囲まれた稜線だ。行く先も来た道も全部ぐるり見渡せる。そして南方には利尻富士がどっしりと構えている。これで天気が良かったらいうことなしの絶景だっただろう。
 桃岩展望台の途中で見覚えのあるハイカー二人パーティに出会った。英語で会話していた男女だ。男性が白人だったのでよく覚えている。しかし一体この二人、どこから登ってきたのだろう。ここに来るまで誰にも抜かれた覚えはないのだが・・・。私が歩いている間、バスで登山口まで来たのだろうか。

 桃岩展望台コースは木道の整備中らしく、土木作業者が土を掘って階段を埋め込む作業をされていた。多くは高校生くらいの若者に見えた。その中に数人、責任者らしきご年配の方がいらっしゃる。観光客を見たら挨拶をするように指導されているらしく、こちらが作業の邪魔をしているにも関わらずうっとうしがることなく笑顔で対応されていた。ありがとうございます、おかげで気持ちよく観光させていただいております。

以下、桃岩展望台コース写真
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ガラガラの駐車場
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お花畑。お花の時期じゃない・・・。
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桃岩
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桃岩横の崖
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桃岩展望台
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利尻山
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元地港

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これから進む稜線
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お兄さんと利尻
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桃岩荘 かの有名なお見送りの声が平面距離にして500メートルほど、標高差にして200メートルほどのここまで聞こえてくる
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元地灯台 フェリーで出会った二人パーティ。どこから登ってきたんだろう。RIMG1469
知床方面 知床といっても礼文島のシレトコ(行き止まり)

 利尻のセコマで購入したパンを元地灯台で食べ、知床バス停まで降りて徒歩でフェリーターミナルへ向かった。フェリーターミナル前の売店でビールを購入して一服。宗谷バスにて宿へ向かう。車窓から見た利尻山はまるで噴火しているかのごとく縦に雲がもうもうとあがっていて可笑しかった。

9/10(火)
 キャンプ場ゆ~に6:00⇒北麓野営場6:22⇒山頂9:20】
※北麓野営場にトイレ、自販機あり
 風呂やコンビニはゆ~にのほうが近い

キャンプ場ゆ~に 
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1133.htm
利尻富士温泉 
http://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/1204.htm
※温泉はコインランドリー4台あり
 入り口に軽食ありと書かれているけれど営業していないようです


 北海道初ツェルトは強風の中だったがなんとかなった。ところどころたるんでいるが寝る分には問題ない。しばらくして隣にファミリーテントが建てられ、私のツェルトの小ささがよけい目立つ。
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目立つ

 ゆ~に内にはバーベキュー場が設けられており、そのおこぼれを狙うのか。カラスがたくさん飛んでいる。ザックを芝生に放置してトイレに行こうとすると、すぐにカラスが下りてきて食えるものがないかザックのまわりを歩き始めた。(この後、油断して明日の昼飯にしようと思っていたちくわパンを盗られる
 キャンプ場内に生ビールののぼりが立っている。吸い寄せられるように見ていると従業員のお兄さんが「今日は漁師さんからいいウニもらいましてね。おひとつどうですか??」と誘惑してくる。値段を見るとなんと500円。「じゃあ、焼きウニひとつ・・・あと、生ビールください」時間がかかるからテントまでお持ちしますよと言われたが、ヘロヘロのツェルトを見られるのは恥ずかしいので待つこととした。おそらくこの北海道旅行で一番いいウニを食ったことだろう。利尻山に乾杯しつつウニとビールを楽しんだ。
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 翌日。
 昨日の強風は嘘のようにやんだ。気温が上がり青空も見えてくる。もう少し涼しくてもいいけどな、と思いつつ歩を進める。北麓野営場でトイレ休憩。ここで出会ったおじさん曰く昨日は風が強すぎて山頂まで行けなかったらしい。ペシ岬から見ているだけでも風の強さが分かったし、さすがに利尻山は海の真ん中にぽつんと立っているからしてふきっさらしなのだろう。
 山行について。
 ゆ~にでは風は感じられなかったが標高を上げると西からの風が強いことがわかる。とはいってもハイマツがたくさん生えているので実際に風を全身に受けて歩くのは9合目から沓形分岐をぬけて赤茶けた火山礫(スコリア)の壁あたりまでだ。一番風が強いのは沓形分岐付近。体が吹き飛ばされそうになる。山頂付近は風はほぼない。山頂と言ってはいるが実際の山頂は崩落が激しいため立入禁止。神社のやしろが立つところを山頂としている。
 利尻山。全行程10時間は覚悟しろとビビらせてくるが、この手のビビらせは有名すぎて人がたくさん来る山ならではのビビらせなので、普段から山に慣れている人は行程8時間も見ておけばいいだろう。沓形コースへ行く場合はちょっとわからないが。
 
 以下、写真


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礼文島が見える

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6合目 標高700mくらいだけどハイマツ帯
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近くで見ると谷が深くえぐれているのがわかる

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これから歩く稜線がわかりやすい
右下の赤い屋根が避難小屋 この日は小屋内で修復?作業をされていた

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沓形港方向
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えぐれた谷
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雲の流れが速い ここでウインドブレーカーを着るがこの後すぐに風のない場所をあるくことになり脱ぐ
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9合目
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山頂の社
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本当の山頂 立入不可
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沓形分岐 写真を撮っている間も体がぐらぐらしていた


 下山後はセコマにてジャンプを購入(月曜日には売ってなかったのだ!)、利尻富士温泉で汗を流しゆ~にでビールを飲んで就寝。
余談だがこの夜は1時ころに目が起き上がるとツェルトの中に蟻の大行列ができていて難儀した。蟻の通り道に私の額も含まれていたらしく、払った蟻が大量に枕元に落ちて動かなくなっていた。
 いったいあれらは何がしたかったのだろう・・・巣をつくろうとしていたのだろうか。

9/8(日)
 JR特急宗谷 【旭川900⇒稚内1240】
※自由席利用
 宗谷バス 【稚内駅前ターミナル1320⇒宗谷岬1410】
 宗谷バス 【宗谷岬1452⇒南駅前1532】
 宗谷駅前バスターミナルにて宗谷岬往復チケットを購入
 南駅からいくよりもこちらのほうが安い

9/9(月)
 宗谷バス【南駅前809⇒稚内駅前ターミナル826】
 ハートランドフェリー【稚内港1050⇒鴛泊港1240】
※宿泊地:ファミリーキャンプ場ゆ~に 一泊500円 生ビール販売あり
 隣に利尻富士温泉あり

宗谷バス http://www.soyabus.co.jp/
ハートランドフェリーhttp://www.heartlandferry.jp/



 指定席の売り切れをみどりの窓口で確認し券売機へ向かう。昨日チケットを購入しておけばよかっと考えたが指定席は昨日の時点で満席だっただろうと思い至る。自由席でも早く並んでおけばワンチャン座れるだろう。結果:座れた。
 稚内に近づくにつれてちらちら見える利尻富士に心躍りつつ稚内着。
 日本最北端、稚内。そこはきっと寒い土地なのだろう。身構えつつ下車した直後に感じる熱気そして湿度。ここ一週間で一番暑い。稚内は暑い土地だったのかと納得したのだがこの後、宿の女将より”今日は今年で一番暑い。例年なら9月初めは20℃いかない”という話を聞く。”稚内もこの時期は例年ならば寒くなり観光客が減るのだが、今年は暖かいので観光客がまだ減らない”と、タクシーの運ちゃんは喜び顔だ。
 8月はじめの長野では”お盆過ぎたら寒くなるっていうのにまだ暖かくならないから心配してたのだけれどやっと暖かくなった”という言葉が聞かれた。あわせて考えると今年は暖かくなるのが遅かったということか。そういえば冬が来るのも遅かったし春もなかなか暖かくならなかった。5月だけがいやに暑かった。
 去年は暖かくなるのが早すぎていろんな花が例年よりも一週間ほど早く見ごろを迎えていたなあ。などとここ1年程度の気候を思い出す。

 閑話休題。

 稚内バスターミナルのチケット売り場は混雑している。
「ここでバスのチケットを買えるんですか?」「はい、買えます。どちらへ行かれますか?」「え、そんなん知らん、どこに行ったらいいですか?」「ええ・・・?バスの行き先は複数ありますが・・・」「たくさんあるんですか?!」
 前に並ぶ人がバスチケット売り場の従業員を困らせている。漫才の練習でもしてるのか?

 無事チケットを購入し乗り場へ並ぶ。
 乗り場には音威子府行き路線バス、札幌行き都市間バス、宗谷岬周遊観光バスに乗る人が入り乱れて並んでいる。
 路線バスにて稚内BTから約50分。宗谷岬着。
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よくみるやつ これの前で3つの玉でお手玉をする動画を撮影するという貴重な経験をした
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裏の岩場 ほんとの最北端
12kgのザックを背負って宗谷岬をうろうろしていると高確率で”徒歩で来られたんですか?”と尋ねられる
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上から眺める
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九州に喧嘩を売るラーメン屋


 宗谷岬から再びバスに乗る。地元の元気なおばあちゃんたちの会話に聞き耳を立てている間に南駅着。ほとんどのお客は稚内まで戻るらしく、ここで下車したのは二人だけだった。

 宿チェックイン、洗濯をすましてセコマで買い出し+夕飯(すき家)をすます。


 翌日。
 稚内港に飯屋はあるが乗降時間が近づかないと開かない。セコマで済ますのが吉。
 サッポロクラシックを飲みながらノシャップ岬、利尻富士を眺めている間に鴛泊港着。
 港の前に飲食店が2つほどある。牡蠣とホタテとエビが入ったラーメンを食してペシ岬へ向かう。
 ペシ岬の頂上は海からの風をまともに受ける。ふんばっていないと飛ばされそうだ。南に見える利尻山もきっとここと同じような風が吹いているのだろう。明日の天気を心配しつつペシ岬を辞しキャンプ場へと向かった。

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稚内、野宿地として有名な場所 この日もまだ一人いらっしゃった
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ペシ岬から沓形方面
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鴛泊港と利尻山

 

9/5(木)
 JR 【知床斜里728⇒網走817】
※道の駅レンタサイクル
 https://www.abakanko.jp/rental-cycle/
 JR 【網走1636⇒北見1740】
 オホーツクビール・レストラン併設醸造所
 https://www.beers.co.jp/store_info/

9/6(金)
 北見バス石北号 【北見815⇒旭川1145】
※北見バス都市間バス チケットはコンビニで購入可能
 https://www.h-kitamibus.co.jp/intercity_bus.html
 旭山動物園 駅前より30分毎にバスあり 440円
 https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
 大雪地ビール
 https://www.ji-beer.com/

9/7(土)
 旭川博物館
 https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/hakubutukan/index.html



 知床斜里駅前すぐにあるルートイングランティアに宿泊。少しでも歩を進めておきたいと知床斜里にて宿泊したが、この宿、一泊9000円超える割に朝夕飯もないし周りには飲食店もないしセコマで飯をすましつつこんな宿とまらなきゃよかったなと反省する。  
 翌日は網走へ移動。荷物は駅のコインロッカー大サイズ(500円)にデポ。のちのちレンタサイクルを利用すれば道の駅で無料であずかってくれると知り無駄遣いしたと反省する。
 朝飯をすき家で済ます。コンビニで明日乗る予定の北見バスチケットを購入して道の駅へ向かう。
 網走にてサンゴ草を見るべくサイクリング。ウトロ湖を過ぎサロマ湖を目指したが3時間ギリギリで到着したのですぐに引き返す。(レンタサイクルは3時間で1000円だったのだ。)
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天気が曇りだとサンゴ草の赤さも際立ってくれないね

 6時間走ってケツ痛えとなりつつ北見駅へ。宿は駅からだいぶ遠いので明日のことも考え駅からの徒歩時間を計りつつ歩く。北見プラザホテルという宿であったが、一泊7000円未満朝飯なのに朝飯が非常にボリュームが多く満足した。先日との対比が鮮やかである。
 宿に着き、近くにスーパーマーケットがないかと地図に目を通したところビアホールがあることに気づき迷わず行くこととする。どこかの大人数団体様が2組ほど来ていたようで二階の奥の部屋に通された。従業員の方がえらく紳士だ。4杯飲めば元がとれるようなので迷わず飲み放題とする。メニューはビール漬けキュウリたまねぎコロッケがおいしかった。ろ過前のエールをいただけるのも珍しい。

 翌日は旭川へバスにて移動。
 道東は気候が寒く作物が育たないのかして車窓の景色は牧場だらけだったが、北見旭川間では農場が見える。北見名物のたまねぎ畑が延々と広がっている。葉っぱが枯れて茶色い玉ねぎがごろごろ転がっている。すでに収穫を終えて土だけが広がっている畑にはコンテナが点々としている。橙、青、緑のシートが映える。
 旭川着。駅内の飯屋にてラーメンを食す。旭川名物が醤油ラーメンとここで初めて知る
 旭川といえば旭山動物園。午後着であるが動物園くらい2時間もあれば大丈夫だろうと思ったがこれがよくなかった。さすが大人気の動物園である。というかその人気がうなずける動物園である。展示の面白さやお客の興味を引く工夫がうまくて魅入ってしまった。なので北海道旅行する人はミーハーと思わずに旭山動物園はきっちり押さえておこう。損しないから。
 ちなみに売店で売ってるしっぽソフト(コーン部分がレッサーパンダのしっぽに見立てたパンになっている)がソフトクリーム部分はおいしいのだがパン部分が涙が出るほど不味かった。450円もするのに・・・
 いろいろいい写真撮ったけどググればすぐに見つかるようなものだらけだったのでそうでもないやつをうpっておきます。
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オチが秀逸
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やっぱり狼かわいい。
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動物解説アリの公開餌やり。このお兄さんの冷静で淡々とした説明が面白かった
ちなみにホッキョクグマの餌やりは大人気なので10分前に並んでも中に入れない可能性あり
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お昼寝ユキヒョウ


 旭川二日目。
 とくにすることも決めていなかったので旭川市博物館、道の駅、と観光した後はカラオケをして過ごした。
 旭川市では博物館等の施設利用を推奨しているようで、ひとつの施設を利用したら他の施設の利用料が割り引かれるという制度がある。昨日動物園に行ったのでチケットを見せたら博物館の入館費が割り引かれた。
 昼食は博物館から道を挟んでお隣の道の駅あさひかわにて。フードコートにて梅光軒の醤油ラーメンをいただく。ちぢれ麺にこってり脂がからんで非常にうまかった。

 雨だったために都合二日間、旭川で時間をつぶしたが翌日からは念願の稚内である!

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