新年明けましておめでとうございます。
さて、2019年一発目の山行だけれど初詣と兼ねたいところ。今気になってる山で初詣ができて雪遊びができる場所を選択する。
決めた。
木ノ本の菅山寺にしよう。
【ルート】
木ノ本駅~意冨布良神社~呉枯ノ峰分岐~菅山寺~坂口バス停~余呉駅
【アクセス情報】
木ノ本で下車、徒歩にて意冨布良神社へ。境内右奥に登山口
【周辺情報】
登山道にはトイレなどなし。
【記録】
地図を眺めて思ったのだが、湖北には珍しい名前の神社が多い。表意ではなく表音の漢字なのだ。表音にしたって読み方がわからない。どうも私たちがよく知る日本書紀古事記の神様ではないらしい。かつてその土地を開拓した人物とか、実在した人間を祀っているものが多いようだ。それで式内社なのだから、当時はえらい有力者が治めていた土地ってことなんだろう。さすがびわ湖運送パワーである。
意冨布良神社もそんな神社のひとつである。紀記の神が祀られているとはいえメインはどうもそうは見えない。そんな神社の右の方から登り始めます。
林道を少し歩くと木ノ本の町を見下ろす。またしばらくいくと青いテープがついた脇道に何かがちょこんと座っている。犬のようにも見えたがなんだろうよ首をかしげつつ近づくとキツネだった。野生のキツネは初めて見るのでテンションが上がる。
登山口
薄い雪に人間のトレースはなく、動物の足跡が登山道に沿ってずっと続いている。
登山道というものは動物にとっても歩きやすいものらしい。動物だけでなく、虫にとってもそのようだ。夏になるとススメバチがよく登山道に沿って飛んでいるのを見る。飛べようがやはり木が生えてない場所の方が飛びやすいに決まってるのだ。
田上山城跡を抜けて尾根に乗るあたりから雪が増え出す。
また、人間の足跡もでてきた。雪の山中を縦横無尽に歩いているらしいトレースは神出鬼没だ。
トレースにであったり別れたりしていると、前を歩く四本足が見える。猿だ。そういえば先程から鳴き声がしていた。猿は一度私を見たが、とくに逃げることも警戒することもないそぶりでゆったりと歩いている。私がこれから歩く登山道をゆったりと。まるで道案内でもしているかのようだ。
呉枯ノ峰分岐でワカンを履く。遅きに失した感もあるが、初めての山での雪装備タイミングなんて往々にしてそんなもんである。
分岐
そして同じようにした人がいるらしい。ここからワカンのトレースがついている。その主とは菅山寺分岐で出会うこととなる。
菅山寺は菅原道真公が6歳から11歳までに勉学したお寺だそうだ。興福寺の記録によると、最盛期は僧房105末寺70余りもあったらしい。そして道真公お手植えといわれる2本のケヤキの木が有名なのだが、そのうち1本が2018年9月の台風で折れてしまった。
ケヤキだけでなく境内の建物も朽ちるを待つだけ・・・という感じがする。
菅山寺を辞して坂口へ降りる。余呉駅から長浜へ。いつものお風呂に入って帰路に着いた。
さて、2019年一発目の山行だけれど初詣と兼ねたいところ。今気になってる山で初詣ができて雪遊びができる場所を選択する。
決めた。
木ノ本の菅山寺にしよう。
【ルート】
木ノ本駅~意冨布良神社~呉枯ノ峰分岐~菅山寺~坂口バス停~余呉駅
【アクセス情報】
木ノ本で下車、徒歩にて意冨布良神社へ。境内右奥に登山口
【周辺情報】
登山道にはトイレなどなし。
【記録】
地図を眺めて思ったのだが、湖北には珍しい名前の神社が多い。表意ではなく表音の漢字なのだ。表音にしたって読み方がわからない。どうも私たちがよく知る日本書紀古事記の神様ではないらしい。かつてその土地を開拓した人物とか、実在した人間を祀っているものが多いようだ。それで式内社なのだから、当時はえらい有力者が治めていた土地ってことなんだろう。さすがびわ湖運送パワーである。
意冨布良神社もそんな神社のひとつである。紀記の神が祀られているとはいえメインはどうもそうは見えない。そんな神社の右の方から登り始めます。
林道を少し歩くと木ノ本の町を見下ろす。またしばらくいくと青いテープがついた脇道に何かがちょこんと座っている。犬のようにも見えたがなんだろうよ首をかしげつつ近づくとキツネだった。野生のキツネは初めて見るのでテンションが上がる。
登山口
薄い雪に人間のトレースはなく、動物の足跡が登山道に沿ってずっと続いている。
登山道というものは動物にとっても歩きやすいものらしい。動物だけでなく、虫にとってもそのようだ。夏になるとススメバチがよく登山道に沿って飛んでいるのを見る。飛べようがやはり木が生えてない場所の方が飛びやすいに決まってるのだ。
田上山城跡を抜けて尾根に乗るあたりから雪が増え出す。
また、人間の足跡もでてきた。雪の山中を縦横無尽に歩いているらしいトレースは神出鬼没だ。
トレースにであったり別れたりしていると、前を歩く四本足が見える。猿だ。そういえば先程から鳴き声がしていた。猿は一度私を見たが、とくに逃げることも警戒することもないそぶりでゆったりと歩いている。私がこれから歩く登山道をゆったりと。まるで道案内でもしているかのようだ。
呉枯ノ峰分岐でワカンを履く。遅きに失した感もあるが、初めての山での雪装備タイミングなんて往々にしてそんなもんである。
分岐
そして同じようにした人がいるらしい。ここからワカンのトレースがついている。その主とは菅山寺分岐で出会うこととなる。
菅山寺は菅原道真公が6歳から11歳までに勉学したお寺だそうだ。興福寺の記録によると、最盛期は僧房105末寺70余りもあったらしい。そして道真公お手植えといわれる2本のケヤキの木が有名なのだが、そのうち1本が2018年9月の台風で折れてしまった。
ケヤキだけでなく境内の建物も朽ちるを待つだけ・・・という感じがする。
菅山寺を辞して坂口へ降りる。余呉駅から長浜へ。いつものお風呂に入って帰路に着いた。