生存確認


こめの旅日記。

ファイントラックのツェルトと蛇腹スリーピングマットを試したくて仕方ない。だから今回はランニングではなく徒歩旅である。本当は長浜まで足を延ばしたかったのだが26日の朝にトラブルあり出社したので出発が遅くなった。京都駅でとり天そばをすすって堅田駅でトイレ休憩。11:00にようやくスタートである。

【ルート】
 1日目 堅田駅~琵琶湖大橋~ずいかくの湯~湖岸緑地岡山
 2日目 湖岸緑地岡山~米原駅

【周辺情報】
 ピエリ守山から長命寺までまともにトイレはない
 近江八幡休暇村から先はトイレ多数
 コンビニだとファミリーマートがビワイチに理解があるようでトイレはご自由にお使いくださいだし広いしきれいだしイートインスペースもある。
 野営地のトイレは閉鎖されていた。

【記録】
 35リットルザックにマジックテープでマットを固定する。大分いかつい旅人らしいいでたちとなる。フレスコでおにぎり2、カツサンド、きんぴらごぼう、ほうれん草のおひたし、ちくわを購入。
以前は体に雪を積もらせ歩いた道も今日はお日様ポカポカ陽気だ。
 びわこ大橋西詰のイズミヤ前で自転車に乗ったおじいさんに80才くらいのおばあさんと会わなかったか尋ねられる。わからないと答え、途切れとぎれのびわこ就航の歌を聞きながら、等間隔で落ちているインスタントコーヒーのソーサーを数えて歩き(なんでこんなとこに落ちてるんだ?)、10を数えたころに橋を渡り終え警察に呼び止められる。すわ、職質かとかまえたら、70後半の女性を見なかったかと尋ねられる。おそらく先程の男性が探しているのと同じ人だろう、力になれず申し訳ないが見ていない。
 ピエリ守山に銭湯、水春があるのを確認。以前、ここで風呂入ればよかったな。
 歩いていると強烈な花の香りがしてきた。ふと横を見ると葉の花が満開だ。ちょっと寄っていくこととする。また、ビワイチ起点の場所というものも見つけた。

第二なぎさ公園にて
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起点。なんじゃこりゃ
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 15時時点でここから進んでも野営適地がなさそうだと湖岸緑地を野営地とする。2.2キロ先のずいかくの湯でお風呂してズボン以外の衣服をとりかえ、野営地にて風を避けてツェルトを張る。
 県道をびゅんびゅん車が通るなかツェルトを設営するのは恥ずかしかったが、いざツェルトを張り始めると楽しくなってきた。張り網はコーナンで購入したナイロンひも。張り網を木に巻き付けるコツを探したり、ペグを移動したりしてまあテントらしい形になる。
 グランドシートのひもを結んだところでうまく地面が隠れないのでピコシェルターをマットの下に敷くことにより熱を遮断。はしっこにレインウェアを敷き詰めて外気を絶つ。
 シュラフの中でさらにダウンを着ることとする。暖かくて起床時は汗ばんでいるくらいだった。
 ヨシで隠れたびわこ側に不法投棄場があったのでそこをトイレとする。
 びわ湖バレイの明かりと星空を楽しんでのち、就寝。車、主にダンプの音と比良八荒の琵琶湖の波音が子守唄。一時間毎くらいに風が強くなるようだ。張り網がはずれてツェルトが壊れたらめんどうだな、と考える。
 翌朝、野宿は夜明け前に撤収が鉄則というネット情報を鵜呑みにしたが四時に起きたらまだまだ暗い。寝袋を片付けトイレを済ませたがツェルトの中でさらにピコシェルターをかぶりうとうとする。
 ファイントラックのツェルトは結露しにくいと聞いたが開口部近くや上部は濡れている。
 五時半をすぎて外に出ると東の空が明るい。太陽は一度のぼると一気に世界が色づく。さっさと撤収。いつのまにかヘッドライトも不要になる。
 出立。

お世話になりました。
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 左手に朝日を浴びて赤く染まる比良山脈が見えて息を飲む。かっこいい。ここは雨晴海岸か?雨晴行ったことないけど。比良山脈かなりかっこいい。太陽が上って、すぐに白くなってしまった。

赤い比良
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 六時を過ぎれば車も増える。ちょこちょこ歩いて長命寺でトイレ休憩。ちくわ一本とコーンポタージュであったまって一息ついたら歩き出す。
 休暇村までにすでにチャリダーを3名見た。膳所駅周りはランナーが多かったが近江八幡周りはチャリダーだらけだ。駅から遠いとランニングよりもサイクリングのほうが人口多いのかもしれない。
 休暇村を過ぎたところのファミリーマートでおにぎり2、サンドイッチ、菜の花あえ、ゴボウサラダ、チキンソーセージ、プロテインバーを購入。ファミリーマートでサンドイッチを食べトイレ休憩。
 北上しつつ途中湖岸緑地柳川、ファミリーマートでご飯休憩。
 ここから先はトイレもコンビニも充実している。湖岸道路を歩けば道路標識にて目的地までの距離が確認できる。彦根、米原、長浜・・・どんどん遠い地名が見えてきて、進んでいることを実感する。さて、距離と今の時間とを見比べてどこまで進むか考える。

右の白い建物が彦根ビューホテルで、左の白い建物が長浜
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 この荷物で通勤ラッシュの新快速に乗るのは気が引ける。15:00に米原着で帰ることとしよう、と決定。
 今思えば次のアクセスを考えれば田村駅まで行くべきだった。米原からだと湖岸に出るのに時間がかかる。

 今回はここまで。
 ありがとうございました。

3月18からは雨が降り気温が上がるらしい。

今季は17日の大山で冬山登山をしめくくりとしても問題なかろうというくらいに雪を楽しめた。
天城峠でチェーンスパイク、コヤマノダケや管山寺でワカン、ワンゲル道でピッケル、大山や木曽駒や釈迦岳でアイゼンと、各道具をがっつり使って歩行できた。

さて、そんな気持ちいい状態で今季を締めくくりたい。雨が降ってぐちょぐちょの道は歩きたくないし雪崩も怖い。ということで雪がないところという条件で選んだのが湖南アルプスの堂山だった。

【ルート】
 鎧ダム~堂山~天神川

【アクセス情報】
 JR石山~アルプス登山口 帝産湖南バス 390円
 アルプス登山口からJR石山も1時間に1回バスあり

【周辺情報】
 バス停から少しもどった田上公園にトイレあり
 鎧ダムの登山口にもトイレあり
 よく調べてなかったのだが堂山以外にも太神山、矢筈が岳、笹間が岳、と並んでいる。というかそれらが湖南アルプスらしい。矢筈が岳には地蔵堂と天狗岩があったのでこれはまた来なきゃいけない…。

【記録】
 石山駅の周りは栄えている。飯屋もちょいちょいあるし、帰りはここで食ってもいいな・・・かなだやというラーメンやが気になるな・・・などと考えながらバスを終点で下りる。東海自然歩道(どこにいってもでてくるなこの道)を東に歩く。
 天神川堰堤から登るつもりであったが、ここが登山口でいいのかな・・・?と思いながらも川へ降りる地点を通り過ぎた。今思えば非常にわかりづらい登山口だったので、そちらを下りにしてよかったかもしれない。しかもシダシダで心折れそうな道だったので。
 東海自然歩道をずっと東へ進む。ときどき天神川へくだっていく踏み跡がついている。現地の方が山菜やキノコでも採るのだろうか。しばらくすると笹間が岳登り口も見えて、通り過ぎて、お不動さまがいてトイレがあって、鎧堰堤登山口が見えてきた。
 登山口でてぬぐいを装着し、タオルを首に巻いて、ダウンをレインジャケットに着替える。

 登山口はまず渡渉から。
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あとは道標に従って急な道というか岩を登っていく。
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この辺はマツタケ山のようで、何があっても山に入るな!!と主張するかの如く、ビニールテープが両脇にがっちり張られている。おかげで道迷いの心配はないですね。
 どんどん登っていくと鎧堰堤に到着。獣の鳴き声が聞こえて目の前にイノシシが出てきた。逃げてくれたからよかったが、二度吠えて威嚇された。ビビったが今日はなぜかクマ鈴を持ってきていない。いつまでも雪山のつもりか私は。代わりに「ヨロイセキテイ!!」と大声で叫んで獣除けとしてみた。ちなみに読み方を間違えている。
 イノシシにびびったがすぐ目の前が鎧ダム。
 ネットでログ見てるとダムの真ん中をつっきってるけどなんだこれ?と思っていた理由がわかる。
 枯れダムなのだ。水はない。だだっぴろい砂場。
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 砂場の中に看板が立っていて、ここらにある松は平成19年に田上小学校かなんかが植えたものらしい。しかし10年近くたってまだ私の背丈と同じような成長具合。岩山の砂場には養分がほとんどないのだろうか。
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 鎧ダムから西へ尾根を歩いていく。ここからが湖南アルプスのアルプスたるゆえん。
 ザレザレの尾根、ここが正規ルートなのか?!とびっくりする露岩(ひっくり返りそうになりながらこわごわ降りたら別の道あったわ)にへばりついて歩いていく。去年の鳳凰三山を登ったときを思い出す。
 突き出した岩を見つけては登ってみる。
 低木とザレた岩場だらけの山がつらなっていて、おそらく新免までの道だろうと思われるトレイルもはっきりと見える。岩と松ばかりの山の風景が広がる。この山では低木しか育成できないらしい。まあ、東のほうにはアカマツ生えてたけども。それもふもとのほうだけだろうなあ。
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 堂山からの下りは下界がどんどん近づいてくる爽快な下り。
 目指す先の天神堰堤がだんだん大きくなっていくのもなんか爽快。

 天神堰堤に着いてから先がまた少し長くて。しかもシダシダの滅入るルート。しかし岩とナメ滝が壮観で飽きさせない。こっちはこっちで楽しい道だ。夏には絶対来たくないけど。
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 そして天神川へ下ってくる。
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渡渉して、だだっぴろい川で焚火をしている人にあいさつして、バス停へ向かう。

 さて。また2時間しかたっていない。しかし川やら岩やら枯れダムやらシダやらナメ滝やらいろいろ歩いてもう今日は大満足である。さっさとバスに乗って帰ることとする。

 あと、今日はチェーンスパイクを持ってきていたが全く不要だった。
 あと、飯もラーメンとパン2つ、おにぎり、柿ピー、チョコレート、ようかん、葛餅とたくさん持ってきていたが本当に不要だった。まあ、湖南アルプス一周すればよかったんだけど・・・。

 京都でYUU、好日山荘でスリーピングマットとプラティパスを購入。
 どこかで飯でも食おうかと思ったがなんだかめんどくさくなって帰宅。

 今日もありがとうございました。

 今冬最高の寒波がきているとかで関東平野は雪、北海道はマイナス30℃になる見込みとかなんとか天気予報は言っている。安里さんは南信よりも関東の方が予想気温が低いなんてつぶやいていた。
さて、近畿も曇りや雪のよう。これはコンディションは良くなさそうだがしかしそろそろ雪山行っておきたい。ということで比良は北小松から釈迦岳を目指すこととする。
 以前ワンゲル道行ったときに大山口で出会った男性が、積雪期には必ず北小松までの道を歩く。琵琶湖を眺めながら静かな山歩きをするのが楽しいのだと言っていたので行ってみることとした。
 先に結果を申し上げておくと、”極上であった”としか言えない。

【ルート】
 北小松~釈迦岳~北小松

【アクセス情報】
 駅から登山口までは徒歩30分ほど。
 登山届入れが滝の近くにある。

【周辺情報】
 比良げんきむらにトイレはあるが、冬季閉鎖だったかもしれない・・・確認していない。
 自販機はなくなっていた。

【記録】
 土曜日だから通勤者は少なかろう、と電車に乗るも普通に乗車人多い。京都方面はこれだから困る。
 湖西線に乗り込み外を眺める。驚いた。天気は予報通り悪いのだが、気温が低いおかげだろうか。景色はとてもいい。鈴鹿山脈が全部見渡せる。比良山脈も気温が低いおかげで雲がでてないからか。綺麗に見えている。これはとてもいい日なのでは・・・と期待が膨らむ。

 さてはて北小松駅に降りるとハイカーが6名2パーティーほど。この人たちといっしょに歩くことにはなりたくないなあ。トイレを済ませてからささっと楊梅の滝方面へ歩き出す。滝近くの駐車場には車が1台。車の主は登山準備をしていらっしゃる。私も滝下のバス停めいた場所で登山準備を始める。私が準備しているうちに彼は山へ向かって行った。その彼とは後にヤケオ山で再会した。ヤケオ山以降では出会うことなく、私が下山した時には車はなくなっていたので、彼はヤケオ山でピストンしていったようだ。

 今回は行動食に柿ピーを採用してみた。以前便利だと覚えたファイントラックフリースの胸ポケットに飴玉といっしょに忍ばせることとした。結果を先に言うと、想像と違い粉々になることもなくおいしく食べることができた。
 他に飯は関西うどん289kcal、くるみきなこパン250kcal、業務スーパーの高菜おにぎり160kcal、ランチパックたまご146kcal×2 どくだみ茶500mlに湯500ml ウイダーインプロテインヨーグルト味90kcalを携行。最終的におにぎりだけ食べ残した。
 登山を始めたころと比べて格段に飯消費量が減っている。効率よく歩けているのだろう。多分。

 準備完了。登山道へ足を踏み入れる。歩き始めが無雪なのはわかっている。無雪だけど靴はたくさんは持ってこれないのでガチの雪用ブーツを履いて登る。ガチの雪用ブーツなので足首はがっちり固定。転んだら簡単には体制を立て直せないので慎重に歩く。

 涼峠着。峠の前の道が土砂崩れしたようで、道の下が大きくえぐれている。このルートで一番危険な場所はここかもしれない。道を歩くと足音が軽い。空洞の音がする。この地面が落ちるのは時間の問題と思われる。くわばらくわばら・・・。

通行注意!注意しようがないが
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 さて高度を上げていくとようやっと雪が出てくる。それもカッチカチの雪だ。足が全く沈まない。スニーカー+チェーンスパイクでトレイルランニングしたって軽快に進めることだろう。

この辺はカッチカチ。
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 ほどなくヤケ山到着。稜線目指して西へと進み鞍部へ出る。

 そして、どうだろう・・・。

 山々の間に浮かび上がる琵琶湖。その美しさに息が詰まった。

 真っ白な木々の間に鉛色のような群青のような輝きのない湖面、濃いグレーのシルエットとして浮かび上がる沖島や近江八幡方面の山々。水墨画的な風景に見とれる。
 これは、絵や。絵やでこれ。自然物とちゃうで。描いたような美しさ。描きやすそうな美しさ。

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 彼が言っていたことを理解した。
 ”北小松までびわ湖を眺めながら静かな稜線を歩くのが充実する。”
 こんな美しい姿をずっと見ながら歩けるのか。これは極上だ。
 これは #ここで死にたい に含めるしかない。
 いやほんと今日は曇天でよかったのだろう。晴天だったら嫌でも太陽が出て雪は溶けるし湖は蒸発して雲はできるで。こんな気持ちいい山行にはならなかっただろう。

 さて、ここに来るまで先行者のトレースがあったのだが琵琶湖が美しく見える鞍部からはワカンの足跡に変わっていた。実際私もここでアイゼンを履いたらよかった。そしたらもっと軽快にザクザク進めたのに。ワカンのトレースはえらい急斜面やかなり端の方を歩いたりしている。雪庇の踏み抜きが怖いので私は私で樹林帯近くを無理やりシュカブラをつぶしながら直登してみたりする。まだツボ足だ。
 アイゼンを付けたのはヤケオ山までもうちょっと、という場所だった。
 斜面の上で立ち往生してひどく心細い思いをしたのでアイゼンを付けて急斜面をガシガシ登るとすぐ目の前がヤケオ山だった。先ほどの彼と軽くあいさつを交わし稜線へ進む。ワカンのトレースはまだついている。これは彼のトレースではなかったようだ。

斜度こんなもん
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 稜線は雪庇のオンパレード。自重で根本が割れている雪庇、すでにめくれあがって砂粒がたくさんついた裏面を見せている雪庇。稜線に沿ってズラリと並ぶ雪庇。そして雪庇の横50㎝もない場所を通行する稜線歩き・・・。
 雪庇怖~~と思いながら慎重に歩いていたのだが、一か所ズボって雪庇と地面の間に落ちました。下まで落ちなくてよかったです。

 雪の華と雪庇と琵琶湖と私。とかつぶやきながらバシバシ写真を撮ります。

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 曇天で鮮やかさのない景色は写真で見たらまったく美しく感じないのだろうが別に構わん。こんなに澄んだ空気の比良って冬でもあんまりお目にかかれないのだ。
 さて、天気予報は午後前から雨か雪と言っていた。果たしてその通り、さっきまで見えていた鈴鹿が見えなくなり雲が増えてきた。ガスにまかれたらせっかくの極上トレイルも方向感覚のわからない恐怖トレイルに変化してしまう。今日は北比良峠からダケ道下山と考えていたがどうしようか。今日は土曜日だしトレースもあるだろうが・・・とはいえ初心者雪山。慎重に過ぎて悪いことは何もない。
 釈迦岳でうどんをすすりながらこの後のルートを考える。
 ・・・やっぱりピストンしよ。
 山では常に臆病であれ。が私のモットーだ。

お昼ごはん
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 来た道を引き返し、おじさん二人のパーティ、もう孫もいる父娘の親子かな?という二人パーティ、仲よさそうな中年男女四人のパーティ、女子高生と父かな?というパーティ(マットをザックにくくりつけていたのでテン泊なのかなあ・・・聞けばよかった)と出会う。
 今日はいつもないところにトレースがついてるね。と二組目のパーティのおっちゃんが言う。おかげで直登の上級者向けルートになっている、と。まあルートどりだけを考えたら何も考えずに登るだけの初心者ルートだけれど体力的にはキツいしあとツボ足じゃキックステップで足がつりそうなルートではある。それ以上に気になるのは、そこは雪庇の上じゃないですか?という殺人未遂ルートにも見える。私は怖くてそんなとこ歩いてないっていうかアイゼンついてなかったからそんなとこあるけんかった。

歩いてきた稜線を眺める。ここは風がきつかった。
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 帰りの稜線は風が強く積もった雪が風に舞い上がる。ヤケオ山ヤケ山と山頂でいちいち立ち止まってパンをかじる。

ヤケ山
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 ヤケ山から下ると行きはガッチガチだった雪が溶けている。この時間から登り始めたひとたちはラッセル大変だったろう。複数パーティが歩いてきてくれたおかげでステップがっちりできていて、私が歩くころには非常に歩きやすい状況になっていた。
 ためしに踏み固められていない場所に足を踏み入れると簡単にズボった。これがモナカ状態の雪というやつだろう。表面は固いが下に柔らかい層があるので上に乗ると簡単にズボっと数十センチ落ちる。こんな雪の上を歩くのはウサギさんだけです。などと考えながら縦横無尽についたY字状態の足跡をながめる。

 こわい涼峠を過ぎて滝着。靴、ピッケル、ストックを洗い一息ついたら北小松駅へ。
 YUUでひとっぷろ・・・えっ土日は平日と比べて150円も高いの!仕方ないね・・・。

 帰宅。どこか飲みに行こうかと思ったが三連休の初日.。どこも混んでそうなので本日はおうちでブリトロと鶏唐揚げをアテに諏訪子ビールと静葉日本酒の晩酌です。

 今日もありがとうございました。比良。大好き。

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